井口 和朋(東農大オホーツク)投手
177/73 右/右
(武相出身)

(北海道学生野球連盟)

 
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佐々木 新(東農大オホーツク)投手
180/76 右/右
(金足農業出身)

(北海道学生野球連盟)

 
 金足農業時代から注目されてきた好投手で、大学では故障などに泣かされるもMAX142キロまで到達。

 
金澤 一希(道都大)投手
178/76 左/左 
(旭川龍谷出身)

(北海道学生野球連盟)

 
 旭川龍谷時代は、道内屈指の左腕として注目されました。私自身高校時代確認できなかったので初めて見るのですが、非常に静かにゆったりと足を上げつつ、テイクバック小さくピュッと鋭く振って来るギャップでタイミングを狂わせるタイプかと。

 当日は雨でぬかるんで、踏ん張れないマウンド状況。それを差し引いても、球速は135キロ前後(MAX138キロ)程度で、球威・球速的には物足りなさは否めません。ドラフト候補というスケール感はなく、適度にまとまった実戦派との印象を受けます。

 変化球は、100キロ台のカーブとのコンビネーション中心に、たまにスライダーやシュート系の球を投げ込みます。ただカーブは抜けることも少なくありませんし、ストレートも全体的に高いのが気になります。この春のリーグ戦成績は、4勝0敗 防御率 1.71 で、エース格として活躍しました。牽制はまずまず鋭く、フィールディングも上手いのですが、クィックは1.05~1.50と、かなり使うときと使わない時の差が激しい。できればクィックをつかわずに、ゆったりとした「間」を活かした投球に徹したいようです。

(投球フォーム)

<広がる可能性> 
☆☆

 引き上げた足を地面に向けて伸ばすので、腕の振りの緩まないカーブや縦に鋭く落ちるフォーク系の球種に適しません。また「着地」までの粘りもないので、変化球が曲がりきらなかったり、キレの好い球の修得には苦労するのではないのでしょうか。

<ボールの支配> 
☆☆☆

 グラブは最後まで内に抱えられているようで、両サイドの制球は安定しやすいはず。足の甲でも地面を押し付けられているように見えますが、「球持ち」が悪いのか?ボールが高めに抜けることも少なくありません。リリースを押し込め安定するようになれば、細かい制球も良くなると思うのですが・・・

<故障のリスク> 
☆☆☆

 お尻が落とせない割にカーブを多投するので、その点で肘への負担は感じます。腕の角度も結構あるのですが、それほど振り下ろしに無理は感じません。そういった意味では、肩への負担は少なそう。けして力投派ではないので、故障の可能性は大きくはないと思います。

<実戦的な術> 
☆☆

 「着地」までの粘りに欠けるので、打者としては合わせやすいはず。「開き」自体は早くないので、球筋が読まれやすいことはないでしょう。コースにしっかり投げられれば、抑えられるとは思いますが。

 腕の振りが弱く、体に絡んできません。これでは、速球と変化球の見極めはつきやすいはず。またボールに上手く体重が乗せられていないので、打者の手元まで生きた球が行きません。

(フォームのまとめ)

 投球の4大動作である「着地」「球持ち」「開き」「体重移動」において「開き」を除く各項目では、すべてに課題を残します。実戦的にみせて、そうでないことがわかります。

(最後に)

 すでに2年生の時点で、チームの主戦に成長した点は高く評価します。しかしこれから全国、更に上のレベルへと意識した場合に、物足りない部分が少なくありません。

 ある程度試合をまとめられる左腕だけに、実戦力が伴えば面白い存在だとは思います。あと2年間でどのぐらいの投手に育つのか、今後も注目して行きたい一人でした。

(2013年 大学選手権)

 
石黒 公貴(道都大)投手
187/85 右/右
(武修館出身)

(北海道学生野球連盟)

 
 武修館時代から恵まれた体格を活かした投球には定評があったが、大学でも更にパワーアップ。

 
川越 誠司(北海道学園大)投手&外野
175/72 左/左
(北海出身)

(北海道学生野球連盟)

 
 投げてはMAX148キロのストレートを投げ込み、打っても4番を任せられる大学では珍しい二刀流。

 
多和田 真三郎(富士大)投手
181/81 右/右
(中部商出身)

(北東北大学野球連盟)

 
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吉田 将太(富士大)投手
186/86 右/右
(鵡川出身)

(北東北大学野球連盟)

 
 大学選手権の京都学園大戦で先発した経験の持ち主ですが、その時同様に130キロ台中盤までで、高校生ならば何か化けそうというものは感じられても、大学4年生としては物足りません。近くにいたスカウトたちは、結構ガンで計ったりビデオにおさめていましたが、チェックを入れるほどの内容だとは思いませんでした。

(2015年 春季オープン戦)

 
尾山 将悟(八戸学院大)投手
185/77 右/左
(北海学園札幌出身)

(北東北大学野球連盟)


 岩隈(マリナーズ)テイストの軽く投げている感じのフォーム。球速は、135~140キロぐらいの角度と伸びのあるストレートに、スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜて来る。それほど細かいコントロールはないが、四死球で自滅する荒々しさは感じない。最終学年までに、体幹をきっちり鍛えてパワーアップできれば、将来プロを意識できる素材だろう。

(2012年 大学選手権)

 
 
熊原 健人(仙台大)投手
178/76 右/右
(柴田出身)

(仙台六大学野球連盟)

 
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本田 圭佑(東北学院大)投手
178/73 右/右
(東北学院出身)

(仙台六大学野球連盟)

 

 腕の振りのしなやかな正統派右腕で、ここに来て球速も追いついてきた本格派。

 
 
佐藤 優(東北福祉大)投手
187/85 右/左
(古川学園出身)

(仙台六大学野球連盟)

 
 スラッとした手足の長い投手体型が目を惹きます。そこから常時140キロ台~MAX143キロのストレートには伸びと勢いを感じさせ、スライダーとのコンビネーション。また投球全体のまとまりの悪さは感じますが、素材としての魅力は中々のもの。最終学年までに、その素質を開花させられるのか注目されます。

(2013年 大学選手権)

 
吉永 健太朗(早稲田大)投手
182/80 右/右
(日大三出身)


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上原 健太(明治大)投手
190/86 左/左
(広陵出身)

 
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今永 昇太(駒沢大)投手
178/78 左/左
(北筑出身)

 
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西村 天裕(帝京大)投手
177/92 右/右
(県和歌山商出身)


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吉田 侑樹(東海大)投手
187/79 右/右
(東海大仰星出身)

 
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井上 和紀(福井工大)投手
175/67 右/左
 (帝京五出身)

 
 MAX143キロを記録する左腕ということでしたが、大学選手権・上武大戦では、常時135~MAX139キロぐらいと、驚くような球威・球速はありませんでした。キレのあるストレートとカーブ・スライダー・スクリューなどを織り交ぜて、コンビネーションで仕留めて来る好投手です。帝京五時代は、愛媛屈指の左腕として注目されました。

 牽制は左腕らしくそれなりで、クィックも1.2秒前後と平均的。マウンド捌きなども悪くないのですが、ストライクゾーンの枠の中でのコントロールに課題があったり、高めのボールゾーンに抜ける球が目立ちます。甘く入った球を、日本一になった上武大打線は見逃してくれませんでした。

(投球フォーム)

<広がる可能性> 
☆☆☆

 引き上げた足を地面に向けて伸ばすので、お尻はあまり落とせません。そのためカーブで緩急をつけたり、フォークのような縦に鋭く変化球には適しません。しかし前に大きくステップすることで、着地までの時間を確保。着地までの粘りは、平均的でした。より粘れるようになると、体を捻り出す時間が確保できて、より変化球のキレも増すのではないのでしょうか。

<ボールの支配> 
☆☆☆

 グラブは最後まで内に抱えられているので、両サイドの投げ分けは安定。足の甲でも地面を押し付けられているですが、リリース迎えた後あたりから押し付けるので効果がありません。「球持ち」も浅くボールを押し込めないので、ボールが上吊ってしまいます。

<故障のリスク> 
☆☆☆

 お尻は落とせませんが、カーブやフォークをそれほど多投するわけではないので、悲観しなくても。腕の角度にも無理はないので、故障の可能性は低いのでは?

<実戦的な術> 
☆☆☆

 「着地」までの粘りは平均的で、体の「開き」も並ぐらいでしょうか。腕はしっかり振ることができているので、速球と変化球の見極めは困難。あとは、もう少しボールに体重が乗せられるようになると、ベース板の上まで球威が落ちないのではないのでしょうか。

(最後に)

 実戦派左腕として期待したいのですが、まだコントロール・ボールの威力共に発展途上の印象を受けます。今回全国大会のレベルを直に感じることで、自分に足りないものをハッキリ認識できたはず。この経験を糧に、更なる成長を期待してやみません。更に成長が挑めれば、社会人への道も開いて来るのではないのでしょうか。

(2013年 大学選手権)

 
桜井 俊貴(立命館大)投手
181/73 右/右
(北須磨出身)

 
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柏原 史陽(同志社大)投手
174/75 右/右
(桐光学園出身)

 
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石田 光宏(関西大)投手
181/77 右/右
(近江出身)


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唐仁原 志貴(福岡大)投手
184/75 左/左 
(小林出身)

 
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田中 豊樹(日本文理大)投手
180/88 右/右
(佐賀商出身)

 
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大学4年生 野手編



   
   
   
 
久保 皓史(富士大)三塁
181/77 右/左 
(佐賀商出身)

 
 (どんな選手?)

佐賀商時代から、ミート力と長打力を兼ね備えた強打者として、私自身も何度かレポートしたことがあります。富士大に進んでからも活躍し、大学選手権では4番・三塁手として出場。今春のリーグ戦では、10試合 2本 14打点 打率.438厘 最多打点と初のベストナインに選出されました。

(守備・走塁面)

高校時代に計測したタイムは、左打席から塁間4.15秒前後と基準以上。しかし大学に体も大きくなり、今回の大会では4.35秒強と走力が以前よりも落ちたように思います。元々走塁で魅了するタイプではないですし、打撃が売りの選手なのでその辺は致し方ないところかと。

打球への反応、キャッチングは悪くない選手ですが、高校時代よりも動きが重くなった感じがして、可も不可もなしかなといった印象。地肩はかなり強いのですが、スローイングを乱す時があり、その辺の安定感が求められます。

現状は、走塁は中の下、守備は平均的、地肩はプロでも強い方というのが彼の評価でしょうか。

(打撃内容)

腰がシッカリ据わり、柔らかさと力強さを兼ね備えます。それほど長打で魅了するタイプではなく、勝負強さを売りにする中距離ヒッターと考えて好いでしょう。

<構え> ☆☆☆☆

前足を軽く引いて、グリップの高さは高め。腰の据わりもよく、両目で前を見据える姿勢・全体のバランスにも優れ、何より構えた時に、ビシッと決まっているところが素晴らしい。

<仕掛け> 平均的

投手の重心が下がりきった時に始動する「平均的な仕掛け」を採用。打撃のスタイルの通り、ある程度の対応力と長打力を兼ね備えた中距離打者やポイントゲッターが多く採用する仕掛けです。高校時代の「遅すぎる仕掛け」を改善し、打撃の幅ができたのが最大の変化でしょうか。その辺が、高打率にもつながっていると考えられます。

<足の運び> ☆☆☆

足を引き上げる「間」はある程度取れており、速球でも変化球でもそれなりに対応。まっすぐ踏み出すように、内角でも外角でも捌きたいという幅広い万能型。ちょっと気になったのは、インパクトの際に足元が少しブレており、外角の厳しい球や低めの球に対しどうなのか気になります。

<リストワーク> ☆☆☆

始動は遅く無い割に、少しトップの形を作るのが遅れがち。バットの振り出しはインサイド・アウトではありませんが、バットの先端が下ることなくロスなく振り抜けています。大きな孤を描き、最後まで力強く。それが、この選手の良さではないのででしょうか。

<軸> ☆☆☆

足の上げ下げは静かなので、上下に目線は大きく動きません。足元がブレる分、体の開きが我慢できない部分がありますが、軸足は大きくは崩れませんし粘りを感じます。体が前に突っ込まないように、注意したいところ。

(最後に)

守備・走塁でのアピール度は並なので、よほど打撃で図抜けていないと厳しいところ。ただ器用さもあった強打者だというと、佐伯貴弘(元大洋~中日)などがおり、それに近いタイプかと。来年のドラフト候補になるかは微妙ですが、大学球界では数少ない強打者タイプだけに、最終学年のプレーを見るまでは見限れません。

(2014年 大学選手権)



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(どんな選手?)

 佐賀屈指の選手層を誇る佐賀商において、1年夏には、5番・三塁手として出場していた選手です。左の好打者タイプで、柔らかいリストワークを活かした、対応力のある打撃が光ります。それでいて、140キロ級のストレートにもしっかり対応できる動体視力・外野の頭をオーバーできるパワーも身につけているなど、極めてその将来性が楽しみな存在です。

(守備・走塁面)

 身体がゴツイタイプの選手ではなく、しなやかな身のこなしが光るタイプの選手です。三塁手としての反応・キャッチングは悪くないのですが、ややスローイングの精度に不安を感じました。地肩に関しては、基準以上のものがありますが、制球力を如何に高めて行くのかが、課題だと思います。ただ将来的には、センターラインを担うような役割を任されるかもしれません。

 走力は、この試合ではよくわかりませんでしたが、その身のこなしからしても、動けない選手ではないはずです。夏の大会でも、決勝まで勝ち上がったチームなので、もう少し他の試合の模様もみて、サンプルを集めたいと思います。

(打撃内容)

 難しい球をカットしたり、インコースの厳しい球でも、なんとか内野の頭を越してみたりと、柔らかいハンドリングを活かして食らいつきます。また綺麗にレフト方向に流したりしたかと思えば、140キロ近い球威のある球でも、外野の頭を完全に越える長打を放つなど、ひ弱さがありそうでないのも良いところです。対応力の高さは、すでに1年生離れしており、佐賀を代表する野手だった先輩の古賀翔也以上の内容を、すでに1年生で示しておりました。

 左オープンスタンスで、背筋を伸ばして構えます。打席でもリラックスして構えられ、悪くないと思います。ただ残念なのは、仕掛けが「遅すぎる仕掛け」を採用。一度ベース側につま先立ちしてから、リリース前後に始動するので、一定レベル以上の球威・球速に立ち後れる心配があります。その辺が、将来に向けて改善できてくると、もっと打撃に余裕が出てくると思います。

 小さくアウトステップした足下はブレないので、打てるポイントは限られていそうですが、甘い球を逃しません。バットを寝せて出すも、ヘッドを残してスイングできるので、左方向に上手く流すことができます。頭のブレ・身体の開きも我慢でき、軸足にも強い粘りを感じさせます。

(今後は)

 典型的なアベレージ・対応型の選手です。非凡な対応力がある選手ですから、更に「強さ」「鋭さ」磨いて欲しいですね。仕掛けの問題を解決できるようだと、2年後は九州を代表する打者として、ドラフト候補にあがってくると思います。

 タイプ的には、アベレージヒッターなので、センターラインが担えるような、守備・走力などのアピールポイントがあるようだと、高卒指名の可能性も秘めていると考えられます。その辺はよくわからなかったのですが、打撃に関しては、1年生ながら非凡なものを持っている選手です。ぜひ、その名前を覚えて欲しい好打者でした。

(2009年・夏)


 
高山 俊(明治大)外野
181/84 右/左
(日大三出身)

 
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谷田 成吾(慶応大)外野
183/86 右/左
(慶応高出身)

 
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横尾 俊建(慶応大)三塁
175/86 右/右
(日大三出身)

 
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大城 滉ニ(立教大)遊撃
175/71 右/右
(興南出身)


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茂木 栄五郎(早稲田大)三塁
171/75 右/左
(桐蔭学園出身)

 
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畔上 翔(明治大)外野
178/85 左/左
(日大三出身)


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藤岡 裕大(亜細亜大)内野
177/73 右/左
(岡山理大附出身)


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北村 祥治(亜細亜大)捕手
177/77 右/右
(星稜出身)

 
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吉田 正尚(青学大)外野
172/73 右/左
(敦賀気比出身)


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柴田 竜拓(国学大)遊撃
167/68 右/左
(岡山理大附出身)

 
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大学3年生 投手編









大学3年生 野手編




手登根 祥(富士大2年)DH
179/85 左/左 
(浦添工業出身)

 

(どんな選手?)

 浦添工業時代は、沖縄屈指の強打者としてプロからも注目された素材。今春のリーグ戦では、10試合 0本 5打点 打率.303厘 とまだ将来性を買っての起用だと思われます。大学選手権の福岡大戦でも、試合の途中で交代させられていました。


(守備・走塁)

残念ながらDHでの出場であり守備力もよくわかりませんし、一塁までの到達タイムも計測できませんでした。ただプレーを見る限りは、守備・走力でのアピール度は低く、打撃に特化したタイプに見えます。高校時代は、強肩の三塁だったと訊いております。

(打撃内容)

高校通算で40本塁打以上を放っている長距離打者でしたが、本質的に強烈な球足で野手の間を抜けて行くタイプかと。よほどツボに入らないと、打球が上がるようなタイプには見えません。身体に力があるので、腕っ節の力でスタンドインすることもあると思いますが、本質的に中距離打者ではないのでしょうか。

<構え> ☆☆☆

前足を引いた左オープンスタンスで、グリップを少し下げてリラックスを心がけます。腰の据わり具合・全体のバランスとしては並で、両目で前を見据える姿勢は悪くありません。

<仕掛け> 早めの仕掛け

投手の重心が下るときに始動する「早めの仕掛け」を採用。これは、対応力を重視したアベレージヒッターの打ち方であり、体の強さで長打を生む中距離タイプかと。

<足の運び> ☆☆☆☆

足を軽く引き上げて、始動~着地までの「間」が充分あり幅広くボールを捉えます。踏み込みは真っ直ぐで、内角でも外角での捌きたいタイプであり、スピードの変化にもコースにも万能に対応しようとする意志が感じられます。

<リストワーク> ☆☆☆

少し打撃の準備である「トップ」を作るのが遅れがちで、速い球に立ち遅れがち。バットの振り出しはインサイド・アウトではありませんが、バットの先端であるヘッドは下がることなく、大きな孤を描いて振り切れています。特にヘッドスピードは鋭く、打球の速さは一級品。

<軸> ☆☆☆☆

足の上げ下げは静かで、目線は上下に動きません。体の開きも我慢でき、軸足も大きく崩れません。軸を起点に、綺麗な回転でスイング出来ています。

(最後に)

目指すべき方向性は、同じ沖縄出身の 山川 穂高(西武)のような道筋だと思います。山川も守備力・走力がある選手ではなかっただけに、いかに手登根も打撃で存在感を示すかでしょう。今後何処まで全国で通用する打撃を身につけられるのか、注目して見守ってみたいと思います。

(2014年 大学選手権)

 




大学2年生 野手編